16日、富士サファリパークの飼育員が雌のアジアゾウに襲われ、亡くなったという。
飼育員を襲ったゾウは、2週間前に出産したばかりで、子どもと檻の中にいたが、
子どもに危害を加えようとしていたため、飼育員が檻の中に入り、
子どもを助けようとしたところを襲われたそうだ。
体長3~4m、体重2~3tもあるゾウに襲われたら、確かに人間など抵抗のしようもないだろう。
専門家によると、出産直後のゾウは思いもよらない行動を起こすことがあり、
通常は檻の中に入らないで世話をするそうだが、実際に子どもに危害がおよびそうであれば、
助けようとするのは飼育員にとっては当然のことだろう。
子どものゾウは、動物園の新たな人気者にもなるのだろうから。
しかし、母親による子どもへの虐待のようなものは、動物ではさして珍しくもないのかもしれない。
人間の世界では、さも特別なこととして、非難されるわけだが、
大元のところでは人間も動物であり、そうしたことがあっても何らおかしくないという気もする。
もちろん、だからといって虐待は肯定されるものではないが。
ただ、動物でも人間でも育児には何か精神的に
追い詰められるものがあるのだと改めて感じさせるニュースであった。
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