11日、法務省は2012年の司法試験の合格者を発表した。
昨年より39人増えて、過去最高の2,102人が合格し、合格率は25%だったそうだ。
それでも政府が目標としていた年間合格者3,000人程度を下回る結果となった。
司法試験は、社会経験のある人材を法曹界へ送り出そうと、法科大学院が設立されるなど、
制度自体が大きく変わり、それにともない年間合格者の政府目標が打ち立てられたが、
結局、一度も目標を達成することなく、現在、また改革案が検討されている。
法科大学院を卒業すれば、7~8割が合格できると言われ、会社を辞めてまで
司法試験を目指した人も少なくないだろうが、ふたを開けてみると、
この現状だけに梯子を外されたと言えなくもない。
多くの新しい弁護士の誕生は、業界の競争激化を招くため、
またサービスの質が低下するため、反対という意見もあったようだ。
新規参入によるサービスの質の低下というが、これは最終的に淘汰されていくだろうから、
それよりも量の拡大によるサービスの普及を重視してもよかったのではと思う。
しかし、現実には合格者が伸びなかったわけで、この世界も結局は、
新参者には冷淡で、閉鎖的なところだったという気がしてならない。
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