昨日、女優の森光子さんが先週土曜日の10日に都内の病院で、
死去したことが明らかになった。92歳だった。
森さんといえば、講演回数が2,000回を超える「放浪記」が有名だが、
この役は森さんが41歳の時に出会い、以後一昨年の90歳になるまで演じ続け、
森さんのまさに当たり役となった。
それまでの下地があったとはいえ、40歳を過ぎてから花開き、
この年まで生きられたことはやはり幸せだったのではないだろうか。
世の中には、もっと早くして亡くなられる人もいる。
決して世の中は公平ではないし、人それぞれきっと寿命というのもあるのだろう。
だから仕方のない面もあるのかもしれないが、
それでもそうした状況に直面すると、どうしようもなくやるせない気持ちになる。
死者の時間は止まり、生者の時間は動き続ける。
この現実に慣れるのに少し時間はかかるだろうが、
生者は自らの寿命が来るまで懸命に生きなければと思う。
死する人に感謝しつつ、これからを生きよう。
ありがとう。安らかに。
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