2012年6月22日金曜日

トキ8羽、巣立ち

21日、環境省は国の特別天然記念物トキの2羽が巣立ったと発表した。
これで今年誕生した8羽すべてが無事に巣立ったことになる。

何しろ絶滅危惧種とされているトキの自然界でのヒナ誕生は、
36年振りのことだったので、大きな話題となったが、
すべてが巣立ちできるとは考えられていなかった面もあり、
とりあえず、喜ばしい出来事だと思う。

ただ、今後かつてのように数が増えていくのかというと、
なかなか難しく、そしてできたとしても時間がかかるのだろう。

一方、自然の摂理として、一度絶えてしまったものを
復活させることが果たして理にかなっているのかという思いもなくはない。
トキが絶対に守らなければならない存在なのかという意見もあるだろう。

しかし、トキを大切に思う人の気持ちを考えると、
その存在を否定することはできないのかもしれない。
過剰な保護をすることなく、少しずつ、トキが増えていくことを望む。

ところで、今回誕生したヒナには1羽ずつ、名前がついているそうだが、
巣立った今でも、その認識はできるのだろうか。
素人目にはどれも同じにしか見えないが、
今後ともその名前で、トキを追っていくのだろうか。
少々不思議に思ってしまった。

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